茨城県つくば市、守谷市、千葉県柏市でパーソナルトレーナーとして活動している坂本孝宏です。
先日、公式LINEでこんなご質問をいただきました!
「お酒がダイエットに良くないのは分かるんだけど、なんで良くないの?」
これから忘年会などが控えているので気になる部分ですよね。
今回はこちらのご質問にお答えしていこうと思います。
ダイエットになぜお酒が良くないと言われるのか?
基本的に「お酒自体」で太ることはありません。
え!?太らないの?と思われたかもしれませんが、
あくまで「お酒自体」ではです!
お酒を飲むことで起こる身体の反応によって太りやすくなっていきます。
それは、
「肝臓の糖質と脂質の代謝が止まってしまう」からです!
お酒に含まれるアルコールには、
肝臓の糖代謝と脂質代謝を止める働きがあります。
糖質と脂質を分解する役割です。
体内にアルコールが入ると、
身体はアルコールを優先的に分解しようとします。
その為、お酒と一緒に食べた食べ物は、
アルコールの分解がされた後に分解されるので、
アルコールを飲んだ分だけ長い時間体内に残ります。
それが結果的に体脂肪が増えやすい原因になります。
アルコールの分解にかかる時間ってどれぐらいなの?
アルコールの分解にかかる時間の計算式があります。
その計算式がこちらです。
{(飲酒量ml×アルコール%÷100)×0.8}÷(体重kg×0.1)
=アルコール分解にかかる時間
例えば、体重50kgの人がアルコール度数5%のお酒を500ml飲んだとします。
この計算式に当てはめてみると、
アルコール分解にかかる時間が4時間必要になってきます。
アルコール分解にかかる時間というのは、
糖質と脂質の分解が止まっている状態でもあります。
つまり4時間は糖質と脂質の分解が止まっているということです!
それを仮に週に3日飲んでいたとしましょう。
4時間×3日=12時間となります。
1週間で12時間(半日)も糖質と脂質の分解が止まっていることになります。
(分解の時間には筋肉量なども関係する為、個人差があります。)
そりゃ太るし、痩せにくいよなというのが分かりますよね!笑
いかがでしたか?
これがダイエットにアルコールが良くないと言われる理由です。
ただ付き合いなどもあって避けられない部分もあるかもしれないので、
飲酒前、飲酒中、飲酒後に、お水やカフェインなどを摂取するなどして尿排泄を促してあげると、
アルコール分解も促進されるので、少し工夫をして上手く付き合うようにしていきましょう!
とは言ってもアルコールの量が多くならないようにするのが一番ですからね!笑
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今日も素晴らしい笑顔と「ありがとう」を忘れずに!
パーソナルトレーナー
坂本孝宏