認知症のおばあちゃんと暮らし始めて約6ヶ月が経ちました!

学び

茨城(つくば市)、千葉でパーソナルトレーナーとして活動している坂本孝宏です。

 

一定の方にはお話していますが、

私は現在87歳の認知症のおばあちゃんと一緒に茨城で暮らしています。

昨年のクリスマス過ぎぐらいに福島から茨城の今住んでいる家におばあちゃんを連れてきました。

もうすぐ連れてきて約6ヶ月が経とうとしています。

 

目次

おばあちゃんと一緒に暮らす日々は学びです

 

連れてきた当初は、試行錯誤の日々でした。

どうやれば言うことを聞いてくれるのか、

認知症の人とどう接していったらいいのかなど。

 

その中で気づいたことは、

相手を理解する」ということです。

 

おばあちゃんは若いときや認知症になる前はどんな人だったのか?

両親に聞いたり、おばあちゃんに直接聞いてみたりしました。

 

おばあちゃんは元々、すごいきっちりした小学校の先生で、

世話をするとか手伝うとかは好きだけど、

世話をされるのがあまり好きでない人ということがわかりました。

 

「あ!これだ!」と思い、

そこから接し方を変えてみて、

今では色々一緒に手伝ってもらったり(掃除や洗濯、ご飯運びなど)、

洗濯物をたたむのお願いしたりしています。

 

その効果もあってか、

今では家族の中で自分のいうことを一番聞いてくれるようになっています。笑

 

100回以上同じことをいう根気強さは必要です!

 

認知症の特徴として、物事を忘れるというのがあります。

おばあちゃんも3分前ぐらいに話したこともすぐ忘れてしまいます。

だからこそ同じ説明や話を何度もすることもあります。

ここは根気強さが少し必要な部分です!

「何回も同じこと言わせないで!」「さっきも言ったよ!」と言いたくなるのはわかりますが、

本人は覚えてないのでしょうがないですよね。

100回は言うと思えば気持ちはだいぶ楽だと思います。

 

一緒に住むには向き不向きがあります

 

認知症のおばあちゃんと一緒に暮らしてみて思ったのは、

「これは向き、不向きがあるな」ということです。

性格的な部分もそうですが、自分の立ち位置によっても違うと思います。

私のパターンだと、おばあちゃんの孫にあたるので、

昔の詳しいことはあまりわからないので、色々言ったりできるのかもしれません。

それが実の親であったり、旦那さんの親、奥さんの親だったりしたらまた違うと思います。

 

先日テレビをみていたら、大家族の特集をやっていて、

母親が実の母親の介護についての場面があって、

すごいストレスが溜まっているご様子でした。

実の親だとこう感じることもあるんだな〜ととても勉強になりました。

 

時間や仕事に対する考え方がとても変わります

 

正直なところおばあちゃんをみていて、

「生きてて楽しいのかな?」と思うことも多々あります。

楽しいこと、嬉しいこと、悲しいこと、様々な思い出をあまり覚えていないので。。。

その時は楽しいのだろうけど、すぐに忘れてしまうというのは、とても切ないです。

改めて「時間」の重要性を感じて、

もし忘れてしまう可能性があるのならより濃い時間を過ごそうと思えるようになりました!

仕事に対してもそうですが、

せっかくなら自分の好きなことを全力でやって、

最後に「あ〜楽しかったな」と終えられるような人生にしていきたいなと思います!

 

最後に

 

おばあちゃんの写真をよく撮るようにしているのですが、

気づいたら寝顔の写真がほとんどでした(笑)

外では絶対寝ないようで、気を張って疲れているのか、

家では口をぽっかーんと開けてよく寝ています。

そんなところもとても愛おしく思いますね!

 

もし同じような境遇の方や、似たような経験がある方はLINE@でお話しましょう!

 

今日も素晴らしい笑顔と「ありがとう」を忘れずに!

パーソナルトレーナー

坂本孝宏